胸が大きいと困る
胸の大きい女性というとなんだか羨ましい体型のように思う人もいるかもしれませんが、実際にはそれほど手放しで嬉しくはないものです。
バストサイズが大きい女性の場合、当然のことながら胸の部分に多くの脂肪が集まっているので体の厚みが出やすく、
気を使って服を選ばないと体の幅全体が膨らんで見えてしまいます。
またせっかく苦労をして痩せても胸のあたりが大きいままだとそのことが周囲にはわかりづらく、
対して印象が変わらないという残念な結果になってしまったりします。
少しでも痩せて見せたいとばかりに体にフィット気味の服を選べば、
女性からは「これみよがしに見せて嫌味なやつ」という風に見られてしまったり、男性からはジロジロと不躾な視線を受けてしまったりします。
一見羨ましそうに見えるかもしれないバストサイズも、自分のことになってみるとかなり苦労が大きいものです。
胸が大きい女性の着こなし方
胸の大きい人にとってもっとも着こなしが難しい服装の一つがTシャツです。
Tシャツの中でも襟首部分が狭めにできているものだと、胸の部分だけが飛び出して見えるようになってしまうので、お腹まで膨れて見えてしまいます。
せっかくのかわいいプリント柄も胸の部分で伸びてしまうと柄が台無しになってしまったりします。
さらにボーダー柄を選んだときには体が横に広がって見えるので、体全体が一回り大きくなってしまいます。
胸の大きな人に服選びで注意してもらいたいのが、まずは上半身に暖色系を使うときにはバランスを考えるということです。
もともと明るい色を使うと実際の大きさ以上に広がって見えてしまうものなので、
それを大きな胸に使ってしまうとより一層ボリューム感が強調されてしまいます。
できるだけ寒色系を中心にまとめると落ち着いた感じになります。
ですがかといって寒色系だけでまとめてしまうと地味な印象になってしまいますし、いつも同じ服を着ているというイメージにもなってしまいます。
明るい色を絶対に着ないというのではなく、うまくバランスを考えて着合わせていくということが大切なポイントになります。
また、胸の下で切り返しをするワンピースでは、胸の高さで下に布が落ちてしまうのでお腹がふくれて見えてしまいます。
着用するときにはできるだけブラウスを選ぶようにするとともに、
太めのベルトをアクセントにするようにしていくと視線をバストだけに集中させずにうまく全体のシルエットをまとめることができますよ。