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ダイエット

食事でダイエットをする

食生活の改善

ダイエットをするなら、まず最初に考えるのが食生活の改善です。
いわゆる肥満の原因は、言うまでもなく食べ過ぎです。
食べ過ぎというのは要するに、その人個人がその日一日に消費するカロリー量に比べて摂取する栄養の量が多いために、余った分が体内に蓄積されていくというこというわけです。
なので、ダイエットを食生活で始めるためにはまず自分の消費するカロリー量に対して、それより少ないカロリー量のみを摂取することを心がけることが第一歩と言えます。
ただ、最近よく言われるようになっているのが「カロリーを全体的におさえればただちにダイエットに成功するわけではない」ということです。
よくあるダイエットの失敗談では、カロリー量だけでなく必須の栄養素までも摂取制限をしてしまうことで、体全体の代謝量が落ちてしまってダイエットにならないということが挙げられます。

改善の方法

じゃあどうすればいいかというと、まず最初にするべきなのが今自分の食生活はだいたいどんなものを多く食べているかということの見直しです。
最近ダイエット関連でよく聞かれるようになっているのが「N/Cレート」という考え方です。
例えば、高カロリー食として知られているファストフードのハンバーガーやフライドポテトは、たくさん食べてもなぜだかすぐにお腹が減ってしまいます。
カロリー量が多いのであればそれが消費されるまで時間がかかるのだからお腹が減りにくいのではないかと考えてしまいがちですが、実は食べてから次にお腹が減るまでの間隔は、カロリー量ではなく栄養素の量に比例しているのだということが最近の研究で明らかになりました。
N/Cレートとは、このカロリー量に対して栄養素がどのくらいの割合で含まれているかということを示した割合のことです。
ダイエットに適した食生活をしようとするとき、できるだけ栄養素が高く、カロリー量が少ないものを選ぶようにするのがひとつのポイントになるといいます。

N/Cレートの高い、低カロリーで高栄養の食べ物とは一体どのようなものがあるでしょう。N/Cレートの高い食べ物の代表としてはまず「豆類」があります。
大豆食品は健康食としていろいろなところで推奨されていますが、この豆類を基本とした食生活はダイエットに大変役立つものだと言われています。
ただし、豆類と砂糖が一緒になっているものはN/Cレートが低くなってしまうので、納豆や豆腐のような砂糖のない豆類を多く食べるようにするのがよいということです。