豆は太る?
豆はカロリー面だけで比較をすると、食べると太りやすい食品のように思えます。
ですがその他の栄養分を見ると他の食品とは比べ物にならないほど優れた成分を持っており、積極的に食べることでむしろダイエットに役立たせることができます。
一つの例として、かつては醤油は塩分を取り過ぎる原因となる悪い食材として扱われた時期があったのですが、その後の研究により醤油の摂取はむしろ長寿に役立つ製品なのでほどほどに摂取する分に関してはそれほど塩分による害は気にする必要がないことがわかっています。
日本で手軽に購入することができる豆の種類としては、大豆、小豆、枝豆などがあります。
中でも大豆を使った製品は豆腐や納豆といった加工食品にもよく使われているので、一日一つは大豆を使った食品を食べるようにするとよいとされています。
小豆も北海道の十勝小豆のように非常に優れた品質のものが日本全国でとれています。
小豆製品といえばあんこを使ったお菓子が最も一般的ですが、ケーキやチョコレートと違って小豆と砂糖が組み合わせれると小豆のビタミンB1の働きにより摂取した糖を素早くエネルギーに変えることができます。
そのため洋菓子よりも和菓子の方が太りにくく、また体にもよいということになるのです。
豆の栄養素
また豆には豊富な食物繊維が含まれています。
食物繊維を摂取をすることで便秘の解消に役立ち、体内にある老廃物を素早く体外に運び出すことができます。
野菜類にも食物繊維はたくさん含まれていますが、比較的量が多いごぼうよりも豆の方がさらに食物繊維の量は多いため、少量でも多量の食物繊維を手軽にとりいれることができます。
豆料理のレパートリーを増やす
豆を日常の食事の中に取り入れていくためには、料理のレパートリーを増やすことも必要です。
豆を使った料理を作り、ご飯など主食を控えめにすれば食べる量は同じでもより太りにくくなります。(全く炭水化物を食べないということはマイナスです!)。
豆料理でのおすすめは、まず本場インド風の豆をたっぷり入れた豆カレーです。
カレーはどんな野菜を入れてもおいしく食べられる便利な料理ですが、そこに缶詰で購入できるひよこ豆やグリーンピースなどを加えていきます。
お菓子としても食べられる、ナッツ類(ピーナッツ、アーモンド、カシューナッツなど)を加えても食感の楽しい料理にすることができます。
東南アジア地域においてはビーンズの他ナッツも通常の食事の材料として使われています。
少なく食べても健康によい豆類をどんどん取り入れていきましょう。