水太りとは
自分のことを太っていると認識している女性はかなりいるのではないかと思いますが、その中でも解消が面倒なのが「水太り」と言われるタイプです。
水太りとは文字通り体内によけいな水分がたまってしまっているせいで体重が増加してしまっている体質の人のことで、特徴としては体がむくみやすくなんとなくいつもだるくて身体が重いという感じがしてしまっています。
水太りのことを「もも太り」といって果物の桃に例えることもありますが、これは桃の果実が果肉にたっぷりと水分を含んでいる水はけのわるい果物であるためにそう言われます。
果物の桃はそんなふうにたっぷり水分をふくむとおいしくなりますが、人の身体にとってはその状態は決してありがたいものではありません。
体内によけいな水がたまっているということはそれだけ重みが大きくなり、体内の正常な循環を妨げているということでもあります。
水太りを解消するには
もしむくみやすい体質で悩んでいるなら、水太り解消のための体質改善をしていく必要があります。
水太りを引き起こすのは代謝不良と胃腸からの循環の悪さです。
またむくむということは体内で血液を循環させるための筋肉が弱まっているということでもあるので、体脂肪率を落として筋肉を増やしていくということも必要になってきます。
水太りを起こしてしまっている人の多くは運動が苦手なことに悩んでいることもよくあり、それがますます運動不足の原因になっているということもあるようです。
かくいう私も水太り体質で、ひどいときには朝起きたときから足がむくんだ状態になっていて一日ずっと身体がだるいというようなこともよくあります。
現在はこの水太りということを知って改善のための努力をしているところではありますが、なかなか即効性のある改善方法というのはないものです。
地道な努力としては、利尿作用の高いカリウムを多く含む食品を多めに食べるようにするということと、できるだけ足をつかった運動をすることを意識するということです。
カリウムの多い食材としては小豆、大豆、ハトムギといったもののほか、冬瓜やキュウリなども作用が高くなっています。
ただし利尿作用の高い野菜は体を冷やすものが多いので、冷え性対策もきちんとしつつやっていかないとむしろ体質が悪化してしまうということもあるようです。
あとは足の筋肉を鍛えるために、できるだけ階段を使って電車やバスでは立ったまま乗るようにしています。
努力の成果が出るまでもうしばらくの辛抱です。