私は生まれつきぽっちゃり体型をしていて、それに長い間コンプレックスを持ってきました。
小学生の時には体型のせいもあって運動が苦手で、運動会や陸上の競技会などでは本当に憂鬱だったことを覚えています。
中学生になってから同級生との着替えをするときになどには、同じ年齢なのにすっきりとした体型を見て、
「どうして自分はあんな素敵な体型をしていないんだろう?」と悲しく思ったことも何度もありました。
自分に自信がなかったので、男の子に対しても積極的になれずかなり長い間彼氏ナシの期間をすごさないといけませんでした。
痩せ過ぎモデルに禁止令
そんな私にとって転機になったのが、ある日テレビで見かけた「痩せ過ぎモデルに禁止令」というニュースでした。
ニュースの概要は2006年に出されたスペイン・マドリードでの
「モデルのボディーマス指数(BMI *= 体重を身長の2乗で割った比率)は最低18以上」としたこというものです。
これは加熱するモデルの「痩せ」競争のため、まるで針金のような体型のモデルばかりがショーの一線で
活躍をするようになってきており、一般の人たちにとってもその極限まで痩せた体型ことが
「美しい」という認識を与えてしまっているというために出された規則でした。
その時をきっかけにして、痩せ過ぎ体型がイコールきれいな体型という感覚が少しずつ変化してきたようにも思えます。
意識が変わってきた?
考えてみれば、それまではテレビを付けて見かける芸能人というとみんながみんな痩せ体型ばかりで、ぽっちゃり体型の女性というと、いかにもの中年女性を演じる女性ばかりでした。
若い女性は痩せているのが当たり前で、それ以外の人は一段下のような扱いがあったものですが、ここ数年でだいぶそれも変わってきたのではないでしょうか。
例えば、お笑い芸人で人気の渡辺直美さんや、柳原可奈子さんなどは、ぽっちゃり体型だけれどもおしゃれでカワイイ印象があり、決してそれまでの「デブ、ブス」といった扱われ方はされていません。
私の目から見てもお二人は特に魅力的で、自分の体型をそのまま受け入れて自然にキレイさを出しているなど思えて、とても好感が持てます。
参考:ぽっちゃり芸人
開き直るというわけではないですが、私も少しずつぽっちゃり体型の自分を受け入れられるようになってきたようにも思います。
とはいえ、やっぱり一度はスリム体型になってはみたいという気持ちも捨てがたいもの。
ダイエットに気をつけつつ、自分なりのキレイさを探していきたいと思っています。